Purpose of Establishment
日本が1945年の終戦から60年、光が丘が誕生20年の2005年。人に例えると日本は還暦、光が丘は成人を迎えた、その年はプロジェクトの大枠の構想ができた年でした。社会としては戦争や少子高齢化を背景に、日本では青少年は将来への不安・夢や希望が持てず、中高年は相変わらずの会社仕事中心の社会観、家庭は夫婦共働きで子どもの保育・教育や親子問題、高齢者は無気力感・社会との疎外感や介護問題などを抱えてきた時期です。この中、地域社会生活で子どもから大人に至る過程で昔から自然に触れてきたスポーツ・音楽アートイベントを通じて、青少年・中高年みんなの経験・知識とスキルや知恵を持ち寄って一緒に考え、試行錯誤しながら、みんなで色々なチャレンジをしていくことで、 ボランティア精神や起業家精神を育み、「する」・「みる」・「ささえる」の立場で、幅広く行動できる力を養い、新しい地域社会づくり(人が育ち、地域が創られていくような社会デザイン、あなた自身の社会づくり)を考え、2007年11月にイベントを起案、2008年3月にイベントを初開催しました。その後2011年3月、東日本大震災時に「ひとりの力を結集してみんなの力へ。豊かな社会づくり、人づくり」をイベントの基本理念とし、「遊ぶ」・「学ぶ」・「働く」・「暮らす(衣食住)」といったこと全てが「生活する」ことに集結するライフステージを確立していくことが、安全・安心から自己実現を叶える支援、即ち、これが現在も抱える社会問題を解決する一助となると思っています。
今回、法人設立にあたり、地域の顔の見える形、つまりは地域の2世代から3・4世代へのつながりを創ると共に、光が丘の未来をみんなで創っていくことに必要な全ての特定非営利活動を定め、その活動に係る一切の事業を行うものとしました。法人の目的は、すべての人を対象として、スポーツ・文化・芸術・学術や観光の振興および保健・福祉の増進を図る活動をはじめとした定期イベント事業、環境・エネルギーの保全と安全・経済的なまちづくりの推進を図るICT活用に関する研究ならびに国内外交流の活性化に関する活動を生涯にわたって行なえる環境づくりを通じて、地域のみんなの心身の健康維持・向上と幅広い交流を図るとともに人づくりと地域づくりの輪が広がって自立と連携が育まれるなか、自主運営と受益者負担のもとに地域力を活性化することで、心身ともに豊かな地域コミュニティおよび循環型地域社会の形成を図ることとします。なお、今後とも「小さく始めて大きく育てる」をモットーに活動を継続するに際し、社会的信用度や学校・企業・行政とのより広く深い連携などの面において、法人格を持つことが必要だと考え、法人設立に至りました。
Purpose
子どもから大人まで対象として、スポーツ・文化・芸術・学術および福祉、そして環境・エネルギーとNPO活動研究並びに国内外交流に関する活動を生涯にわたって行なえる環境づくりを通じて、地域のみんなの心身の健康維持・向上と交流を図るとともに人づくりと地域づくりの輪が広がって自立と連携が育まれるなか、自主運営と受益者負担のもとに地域力を活性化することで、心身ともに豊かな地域コミュニティの形成および循環型地域社会の形成を図ることを目的とする。